よりよい選択肢を提供するために、
チャレンジし続けることが成長と進化に繋がる。
亡き祖父「小林静雄」が昭和33年(1958年)に創立した「美作工務店」も「株式会社 美作」と名前を変え65年を超えるようになりました、私も4代目社長に就任いたしまして、この歴史に名を連ねて、絶やすことなく事業を存続させていくことを思いますと、身の引き締まる思いがいたします。
元々はシーリング工事という、木造建築の時代には存在していなかった現代建築ならではの線防水から起業して、それぞれの時代やお客様のニーズに応えて塗膜防水、塗り床、屋上防水、塗装、外壁改修、リフォーム一式工事と一歩一歩地道に勉強して、協力業者様や自社職方と失敗したり悩んだりしながら研鑽して参りました。それはお客様からの“美作”という会社に対する信頼と期待に答えていく道のりでもありました。“美作”という社名を一瞥して何の会社かわからないとよく言われますが、それでよいのだという思いを日々強くしております。社員や、協力会社の方々の多様性や可能性、ダイバーシティをそのまま“美作”で預かって、お客様のニーズに合わせて加工していく。その中に“美作”らしい先進の技術の組み合わせが表れたらと思います。
人類の豊かさのために。
見たこともない永劫未来を創造。
翻って私の思う“美作”らしさというものは何かと考えると、祖父から受け継いだ“先取の精神”、長い伝統の中で培ってきた“技術”、代々の社長が培ってきた“誠実さ”、私が就業以来大事にしてきた“社会に対する思いやり”です。思いやりというのは大変表現しにくいもので、一方通行でもいけませんし、特定の誰かだけに対するものでも片手落ちです。現在SDGsと叫ばれているのもまさにそういうことかと思います。持続可能な社会を構成する持続可能な会社の一つとして知恵の限りと、愛情の限りを尽くして努力して参ります。
最後に美作と関係することで~気分の良い風~に吹かれるような気持ちになって頂けるように邁進して参りますので、皆様のご指導ご鞭撻を何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社美作 代表取締役社長 小林 弘成